お寺からのメッセージ

2021

2如月

February

私はお大師様のこの道歌を初めて読んだとき、とても心に響きました。

「人になれ人、人になせ人」から感じた事は、お大師様から直接我々に教えを説いていただけているように感じます。なぜなら、日々の生活の中で人としての生き方をしているか思い返してしまったからです。

こちらをお読みになられて方の中に「人としての生き方」を考えながら生活しているという方はいらっしゃいますか。相手が傷つくかもしれないことをよく考えず、自分本位の考えや行動をしてしまったことはだれしもあるのではないでしょうか。他人より自分のほうが偉い、賢い、優れているという考え方は周囲から忌み嫌われ孤立してしまいがちです。

この道歌は読んだ方の職業や年齢、経験などによって感じることはそれぞれ違うのかもしれません。自身の思う「人」とはどうあるべきでしょう。1日の終わりに少しでも「人としての生き方」ができたかどうかを振り返って、すがすがしい明日を迎えたいものです。

 

福島 遍照院 髙野弘隆